「女子中学生が母親を包丁で刺し死亡 殺人の疑いで14歳娘を逮捕! 愛知・大治町」
今朝、衝撃的なニュースを見ました。
思春期であり、反抗期である中学生は難しいですよね。
ただ、反抗期が全くない家庭があるのも事実。
育て方って大事なんですよね。。。
今回の事件では何があったかはわかりませんが、一方的に女子中学生を責めるのではなく、言い分を聞いてあげてほしいと思います。
残念ながらお母様はお亡くなりになりましたが、お母様も厳罰を望んでないのではないかと思います。
しっかり罪を償い、社会の中で更生させるのが良いと思います。
そして毎日、仏様の前で謝罪と反省をすると良いのではないかと思います。
残念なことですが、殺人事件の半分以上は身内であったり、血縁関係なんですよね。

私は現在、小学部の監督としても大事な小学生を預かっています。
1つ指導する上で大事にしていることがあります。
怒る時はしっかり怒ってやって、褒める時はしっかり褒めてあげる。
という部分です。
実にシンプルです。
「注意されなくなったら終わりで!」
ってよく学生時代に親から言われてました。
本当にその通りなんですよね。
私は大事な子どもを福岡チータに預けていただいている。という思いが根底にあります。
なので、注意したり、時には怒り飛ばすこともありますが、かなり遠慮している自分がいます。
それがダメなんですけどね(笑)
でも、真剣に子供たちに向き合って指導して、怒る時はしっかり怒ってあげることを心がけています。
ただ、怒った後は後日、フォローしてみたり・・・
いろいろやってます。
野球選手である前に人として成長させてあげて中学校に送り出してあげたいという思いが強いです。
小学生で即結果を出さなくても良いんですよ。。。
こんなこと監督が言うことではないですけど。
重要なのは、一生懸命に物事に取り組み、考えて野球をしているかが重要だと思っています。
私はいつもコーチや知り合いに言ってることがあります。
「プロ野球選手になれるのは全体の0.04%以下、5年以上活躍できる選手は更にその中の4分の1、40歳超えるまで現役でやって、その後、コーチや監督になれるのは米粒しかおらん。プロ野球選手になれたとしても年俸300万円とかの選手はたくさんおる。野球でご飯を食べて奥さんや子供を養うのは現実的に難しいということ。プロをクビになってその後、万引きや窃盗、強盗殺人で捕まった元プロ野球選手もたくさんおるということ。」
「小学生の間からしっかりした人格形成を行うことが大事。今までチータにもいろいろな家庭があって、いろんな困った子もおった。子供が悪いというより、親がきちんと子供を教育してないよね。将来どうなるんやろう?って子が数名おったんです。」
先日、マクドナルドの準決勝で惨敗したんですよね。
全部、ミスとかエラーで与えた得点ばかり。
ベンチに居たお母さん数名も「もったいないよね」という言葉ばかりが出ていました。
カバーに行ってないとか、声の連携ができてないとか、投手陣も総崩れ。。。
試合後、全体ミーティングで私は一言
「お前たち、そんなので将来、会社に就職したらすぐにクビになるか左遷されるで」
「人生勝ち組と負け組がある。儲かってる会社は儲かってて儲かってない会社は儲かってない。その違いって何だろうね・・・」
「同じミスばかり繰り返すのは性格の問題もある。野球以前の問題。まずはそこから直さないといけない。」
という感じで、他にもいろいろ話をしましたが、ここでは重要機密ということで(笑)

何度もエラーをしたら別ですが、私は基本的にエラーをしただけでは怒ったりはしません。
ただ、例えばエラーをしてベンチに帰って来た後の選手の態度や、ベンチでの働きぶりを観察します。
「この子は将来伸びるな」
「この子は責任感ないな」
とか、いつもコーチ陣とコソコソ話をしてます。
例えばで言いますと、私は試合に出れなくてもベンチでしっかり声を出して仕事をする選手は使います。
スタメンから外れて腐ってしまった選手は一切使いません。
また、スタメンを外れても試合に入っている選手は活躍するので、必ず途中から起用します。
いつも書きますけど、野球は性格が大事です。
社会に出ても性格や人間性が大事ということです。
今の子供は昔とは違います。
親が親になれてない保護者も過去にはいました。
そういう子供って、親がそんな感じなので、子供も子供なんですよね。
そんな子供が伸びるわけがないんです。
今年、ある日、あるご家庭が体験に来られた時
「福岡チータは練習試合は下手くそでも全員を出すようにしています。練習試合は勝ち負けよりも内容が重要だと思ってますので。公式戦はもちろんガチで行きますよ。ただ、練習や練習試合では同じように全員の子供にチャンスは与えます。ただ例外として上手でも横着な奴とか挨拶しない奴とか、チームの決まり事を守らない子供は一切試合に出しません。それで退部するならしたらええ。。。最近の親はプロ野球選手・プロ野球選手・・・て言いますけど、その前にみんな大事なことを忘れている。本当に自分の子供が大事なら、可愛いなら、プロ野球選手になる夢を叶えてあげる前に親としてしっかりした教育を子供にしてやるべきだと思うんですよね~」
というような話をしました。
その子は当時、ある弱いチームに在籍されていたようですが、福岡チータへ移籍を考えているようでした。
普通なら「是非入部してください」となるわけですが、私はその子供の様子とか態度を見て、そのような話をご両親にしました。
もちろん、入部されなかったですけどね(笑)
それで良いんですよ。

先日も1名、体験に来られました。
その日はみんなダラダラとしていましたので、罰走させたり少し厳しい練習をしました。
昨年と違って、ダラダラとしてて、今年は試合中もミスが多かったり、視野が狭かったりで結果的に試合に負けてしまうんですよね。
今年に関しては負けが込んでいますが、技術的に相手チームに負けているとは思ってないです。
心が弱いですよね。
緊張してみたり、頭が真っ白になってサインミスしたり、声を出さなかったり。。。
試合中に泣いたり。。。
コーチャーに行くのを忘れてたり。。。
普通、体験に来てたら優しくなる監督が98%だと思います(笑)
だって、入部してほしいから。。。
そして良いことばかり言うと思います。
でも私はそんなことは一切しません。
どちらかと言いますと、体験に来られた親御さんには厳しいお話をすることが多いです。
中には体験や見学に来てくれた子供にお菓子を渡したりするチームもあるようですが、私はそういうことは一切しません。
理由は書きませんけど。
逆に厳しいところを見せていて、それでも入部するという子供、ご家庭を望んでいます。
福岡チータはそんなチーム方針です。
罰走させたり、大声で闘魂注入したり・・・
そこだけを切り取って見ると「厳しいチーム」「監督が厳しい」「昭和の指導ではないか」と思われると思います。
ただ、普段は私、いつも子供たちとふざけたり冗談を言ったりして一緒に遊んでいます(笑)
基本、私子供が好きですから。
でも、締める時は締めて、緩い時はとことん緩いのが福岡チータ監督の指導方針です。
緩いとことだけ見るとダラダラしたチームと思われますけど、たまにはそういうのも大事です。
丸一日、集中力って続かないでしょ?

あと、私は19歳のコーチにも年上のコーチにも同じように敬語で話をしています。
いつも忙しい中、ご指導いただいておりますので、感謝と敬意を込めてのことです。
今日は改めてチーム方針というか、監督方針を書きました。
今年のチームは弱いですけど、でも、あと大会が3つ残っていますので、これからもしっかりと指導をしてなんとか6年生3名しかいませんけど、優勝させて卒部させてやりたいですね。
試合中はミスとかエラーとか多いし、頭に来ますけど(笑)、基本3人とも良い子なんです。
親の気持ちでまた週末から指導にあたってまいります。
こんなチームでもよろしければお気軽に体験にお越しくださいね!
冒頭の事件の女子中学生・・・
まずはしっかり言い分を聞いてあげてほしいと思います。
お亡くなりになられましたお母様のご冥福をお祈りいたします。

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