福岡チータは初心者・低学年・控え選手も同じ練習～親に説教した話～

私の指導方針について書きます。

普通、少年野球チームとか中学硬式チームとかって、レギュラー選手だけで試合に行って控え選手は残ってグランドで練習します。

当たり前と言えば当たり前です。

もちろん試合で勝つことは大事です。

ただ、いつも保護者にも言いますが、少年野球や中学生で１つ勝つことは長い野球人生の中では小さなことに過ぎないということです。

バントばかりして勝っても中学校や高校ではそういう選手は使ってくれません。

基本、私は試合でも打たせますし走らせます。

経験を積ませるためです。

また、創部時より福岡チータは初心者も低学年もいつも一緒に練習・行動させております。

試合に出れなくても試合に連れて行きます。

コーチャーとして勉強できますし、見て覚えることも非常に大事です。

見て覚えることも基礎練習の１つと考えております。

snsなんか見てると

「試合に出れないのに１日付き合って意味がなかった」

って書いてる方もいるのですが、そこが子供の成長を妨げる考えなんですよね。

今はミニバスやバレーなどでも親が口を出してしまうようですよね。

私、昔

「口出すから子供が成長しないんだよ　野球かじったくらいで口出したらつまらん　上手い選手伸びる選手の親は黙って見てるし挨拶もきちんとされる　職業もそれなりの方が多い　人間力が違うんですよ・・・」

なんて若い時は言ってました(笑)

野球って、ひたすらノックを受ける・ひたすら打つだけでは上手くなりませんし動きもわかりません。

野球って動きが複雑ですから。

先日、ある企業の中堅の方とお話しましたが同じことをおっしゃってました。

「今の若い子は何かあればすぐに聞いてくる　見て覚えるとか自分で調べるという概念がない気がします」

そういう環境で育ったから大人になってもそうなる。。。

大会前の練習では同じようにチャンスを与え、同じように低学年の子も一緒に１本打撃をさせてます。

HPにもチーム方針を買いておりますが、目の前の勝利も大事ですが選手個人の育成に力を入れています。

先日、久々にチータ小学部の卒部生の高校1年生とやり取りしました。

「今度試合を観に来てください」

ということでいつか観に行きます。

Ｈ君、応援しています。頑張れ！

今から仕事に行きますので、今日はこのあたりで！