今日は9時~17時で今津野球場を借りて1日練習をしました。
今津って野球場と運動場?というか広いグランドがあるんですよね。
グランドで以前、練習試合をしたこともありますが、今日も数チームが集まって試合をされていました。
他のチームであっても子供たち頑張ってほしいですね!
野球を通じていろいろ学んでほしいと思っています。
早めに到着された保護者様が私の元に寄って来られます。
「(球場を指出して)こっち?本当に?(グランドを指出して)あっちではなくて?」
という感じで保護者様も立派な球場を目の前に戸惑っていらっしゃいました。
球場では早朝から大手企業・実業団の野球チームが練習をされていました。
この球場はそういうチームが練習する球場なんですよね(笑)
私は練習前に選手である子供たちに
「こんな綺麗な野球場で練習する少年野球チームはなかなかないぞ!昨日も香椎浜球場で練習したけどお前らは恵まれている。プロ野球選手になったつもりで広い球場で思いっきり声を出して元気を出して今日1日練習しましょう。」
ベンチも広くトイレも裏にあり、ブルペンもある。
練習前にベースを置いたりしながら子供たちはテンション高めでした。
「プロ野球選手たちはこんな広いベンチに座ってるんだよ。お前たちもプロ野球選手になったらこんな綺麗な球場で試合ができるぞ」
と恩着せがましく監督が子供たちに言い聞かせます(笑)
だって1日借りるのって高いんですよ(笑)
そしてテンションが高いのは選手である子供たちだけではありませんでした。
観客席と1塁側ベンチを保護者様用に開放したのですが、保護者の皆さまスマホで写真ばかり撮っていらっしゃいました。
保護者様も「うわ~綺麗」「めっちゃいい」を連発されていました。
福岡チータ小学部の選手たちは守備力・投手力・打撃力はそこそこあると思います。
ここ数ヶ月でかなり良くなっています。
ただ、課題があります。
それは走塁です。
野球は打つ・守るだけではないんですよね。
走塁ってとっても大事なんですよね。
なのでベースランニングは少し長めに大人用の塁間で走らせました。
1年生コンビも徐々にスライディングができるようになりました。
球場が良いということは黒土の状態も最高!
柔らかい土でしたので選手たちの中にはヘッドスライディングの練習をする子もいました。
福岡チータ最強の投手陣は投げ込みも行いました。
「新しいボールと古いボールはどっちが良い?」
と投手陣に聞きますと
「新しいのが良いです(笑)」
と当たり前のことを選手たちから言われました。
今日はゲーム形式などいろいろな練習をしましたが新球も大量投入!
ハンドリングの練習や二遊間のゲッツーの入り方など、少しだけ小学生には難しい指導&練習をさせました。
正直迷ったんですけどね。
もうちょっとしてから教えようかと。。。
でも・・・福岡チータの選手は凄いんですよ。
すぐにできてしまう!
最近の小学生は凄いですよね!
最初は上手くできなかった選手もどんどんできる。
午後からは紅白戦もしました。
福岡チータの方針として1年生でも6年生でも練習試合の場合は全員出してチャンスを与える!
という指導方針があります。
なので・・・全員出しました。
投手希望者も6名投げさせました。
主力組は凡退したりもしましたが、打ち方やバットの角度は非常に良かったように思います。
なので大会に向けて全く心配はなかったです。
紅白戦では入部したばかりの選手や野球を始めたばかりの6年生が徐々に活躍してきました。
最初は空振りばかりしていた6年生のR君、キャッチボールも全くできなかった状態で福岡チータに入部しましたが、キャッチボールもできるようになりましたし、打撃では大きな当たりが打てるようになりましたね。
私は入部した時、彼に言ったんですよね。
「お前は真面目だし、野球が上手くなりたい!というのが伝わって来る。やる気があるから絶対に上達するから監督とコーチの言うことを聞いて一生懸命に練習しなさい。立派な男になって福岡チータを卒部しなさい。」
コーチの熱心な指導のおかげで入部してすぐに開花しました。
空振りばかりしていたのが信じられないくらいです。
私はその時に彼にグラシアルと名前を付けました。
小学生にあだ名はいけないと思うかもわかりませんが、嬉しいあだ名ではないですか?
お父様にも「グラシアルで良いですか?」と根回しはしてます(笑)
これから福岡チータのグラシアルはどんどん成長してくれると思います。
何をするにも真面目って大事なんですよね。
改めて書きますが福岡チータに入部すると1ヶ月~3ヶ月で見違えるほど上達します!
あと人間性が変わるというかお利口になると思います。
先日も入部したばかりの選手数名にいろいろ注意しました。
「中学校や高校、働き出してもそんな口の利き方をしとったら損するぞ!いじめられるぞ。横着な人間になったら誰からも相手にされなくなる。みんなから可愛がられるような人間にならんとつまらんぞ!野球をする中でエラーはしても良い。野球が下手でも良い!でもそういう部分はきちんとしろ!できないなら福岡チータを退部して別のチームに行け!お前がうちのチームにおる間は責任持って一生懸命に指導してやる。よく考えろ!」
みたいな厳しいことを言ったんですよね。
でもそんな子供たちが今日の紅白戦で活躍してくれましたし、挨拶や返事も大きな声でできるようになりました。
今日はそういう部分をしっかり見ることができて、私の評価手帳にも記載しておきました。
大会になったらメンバーを絞らないといけないですからね。。。
でも仕方ないですよね。
福岡チータ小学部は学年や入部時期に関係なく実力主義としていますので。
私は厳しいことを選手である子供たちには言いますが、練習や試合を観ていただければわかりますが、基本的にあまり怒ったり怒鳴ったりはしません。
でも怒るというか注意する時は本気で注意します。
それは・・・本当に福岡チータの子供たちの将来が心配ですし、みんなカワイイから。。。
そして大事なお子様を私に預けていただいているという責任もあります。
なので、野球選手としても人としても立派になって卒部してほしいですからね。
今日も親子で体験にお越しになられました。
ありがとうございます。
「本気で野球が上手くなりたい!上に行っても通用するような技術を教えてほしい!礼儀を身につけてほしい!人として成長したい!という場合は福岡チータはオススメです。でも、お遊び程度で少年野球を学ぶなら福岡チータには来ない方が良い。うちの保護者層とも合わないかもしれない。」
ということをお伝えさせていただきました。
最悪な監督です(笑)
⇒1年生でも積極的にグランド整備
1年生の親御様にはいつも
「もし集中力がなくなったりきつかったら早退されても全然良いですよ。子供さんの様子をご覧になって疲れているようなら遠慮なく早退していただいて良いですよ。」
とお伝えしているのですが、気が付けば最後の外野ノックも笑顔で楽しそうに受けていました。
いつもいろいろな保護者様とベンチでお話します。
9割は野球とは関係ないどうでも良い話です(笑)
でも、1年生2名が入部してすぐの段階で
「あの2人は今の段階では厳しいとみんなが見ると思います。でも私の見方は違う。あの2人は将来、凄い選手に成長する。やる気もあるし吸収も早い。ちょっと元気の良すぎるところはあるけど注意したら真剣に聞くしあの2人は2~3年したら主力選手になるでしょう。」
1年生2人は昨日の練習も最後まで頑張ってくれましたし今日の1日練習も平気な顔でやっていました。
そして終わったら積極的にグランド整備をしてくれました。
最後の外野ノックの時、私は1年生2人、4年生1人が守るライトに行って3人に捕り方などコツを教えました。
まだまだ上手くはいかないですが、徐々に捕球もできるようになってきましたね。
でも7割くらいは野球と関係ない話をして笑わせたり・・・
1年生と友達になろうと思っておっさんは頑張ってきました(笑)
入部したばかりのグラシアルも1年生も積極的にグランド整備をしてくれました。
ベンチ内を綺麗にする選手
グランド整備をする選手
ボールを拾いに行く選手
徐々に小学生の子供たちが考えて効率良く動けるようになっていると思いました。
グランド整備をするのも野球選手としては大事なことです。
そしてそういう地道な努力であったり、気が付く選手は必ず大成します。
いつも円陣では「何でも気が付く選手になってほしい」と伝えています。
監督が言うのもおかしいですが、福岡チータの子供たちは凄いですね。
コーチや親御様に本当に感謝しております。
そして今日はある選手のおじいちゃんとおばあちゃんが長崎から観戦に来られたようです。
わざわざ私のような者にでもおじいちゃん、おばあちゃんは挨拶に来られました。
なんか申し訳ないです・・・
「最後、お孫さんと写真を撮ってあげますのでこちらにどうぞ!」
ということで無理やりグランドに連れ出す無茶苦茶な監督。
バックスクリーンを背景に大賀写真館が撮影しました。
後日、お渡しいたしますので素敵なおじいちゃんとおばあちゃんに届けると良いかと思います。
今日はたくさんの保護者様が球場に来られました。
ありがとうございました。
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