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小学生選手に対する品のない応援&野次に物申す

小学生監督ブログ

私が小学部の監督に就任して3年目に突入しました。

これまで対戦したある4チームでありました。。。

この中には強い!って言われているチームもあります。

でも私の中では単にピッチャーや野手にプレッシャーをかけて四球やエラーを誘って勝利しているだけと捉えています。

 

チーム名は明かしませんが、わかる人はわかるかもわかりません。

福岡チータ小学部の選手(小学生)に対して相手チームの観客席からの野次や品のないお父さんたちのドスの利いた威圧するような応援。。。

福岡チータは注目されているチームです。

毎日たくさんのアクセスや入部のお問合せ、審判や高校野球の監督さんからも時にはご連絡をいただいております。

私がブログでいろいろ過激に発信してますからね(笑)

 

自分のチーム、息子を応援するために必死なのはわかりますが、おじさんたちの図太い怒号に近い応援はどうかな~って最近、ずっと思っていました。

 

うちの投手が1球ボールを投げるたびに

 

「イェ~イ」「ウォ~」

 

うちの選手がエラーした時に

 

「よっしゃー」「イェ~イ」「ウォ~」

 

私はそんな相手チームの保護者を見て試合中に

 

「あんなアホを相手にするな!お前らのスーパープレーであの馬鹿どもを黙らせてみろ」

「あまり酷いようなら監督が相手チームに怒鳴りこむから」

 

いつもの大賀節が全開になった試合もありました。

今朝、ちょうどある監督さんからお電話をいただきましてそんな話になりました。

私は

 

「〇〇〇」というチームと「〇〇」・・・

 

という感じでチーム名を挙げて指摘すると

 

「そうそう、あそこはいつも・・・」

 

と応援に品がないので有名なチームみたいです。

また、以前ある保護者様とお話した時に

 

「あっ!あのリーグはみんなそんな感じの応援っすよ(笑)最悪でしょ?(笑)」

 

とおっしゃっておりました。

私の個人的な考えを書きますね。

高校生や大学生、プロだったら少しは野次とか威圧するような応援があるかもわかりません。

実際、私も現役時代は野次られたこともありましたし当時の監督からは「野次は素晴らしい選手の証!」みたいなことを言われたこともありました。

大した選手ではなかったですが。。。(笑)

でも、時代が違いますし、まだ生まれて10年ちょっとの小学生なんですよね。

将来を背負う大事な子どもたちなんです。

 

酷い野次を1つ紹介しましょう。

福岡チータ小学部の選手はその場面、守備時に前に守っていました。

全て監督である私の指示です。

 

「おい!そんな前でええんか~!」

 

と相手の保護者席から見るからに脳みそが少なさそうな馬鹿丸だしなお父さんが言ってました。

ピッチャーが1球ボールを投げるたびに相手チームのおっさんたちの図太い声で「よっしゃー」「イェ~イ」「ウォ~」とか聞かされるとピッチャーは投げにくいと思いますし、ビビるというか、プレッシャーになりますよね。

 

もっと突っ込んで言うなら見えないいじめですよ。

そして、うちの投手がストライクを1球入れたらシーンとなったりして(笑)

馬鹿でしょ?(笑)

 

四球を出したり、エラーをした福岡チータ小学部の選手を私はベンチに帰って責めまくるようなことはしませんでした。

もちろん注意はしますよ。

でも、小学生の野球選手に対してやりすぎではないかと思います。

私が実際にピッチャーでも投げにくいと思います。

 

ゴルフの時って、打つ前は集中するから声を出してはいけませんよね。

バレーもサーブを打つ時は観客席は静かになりますよね。

野球のピッチャーも同じだと思うんです。

連盟によっては応援のマナーに関する条項もあるようです。

私はそれには大賛成です。

応援が酷い場合は審判や連盟が試合を中断して監督や応援席に注意しても良いと思うんですよね。

福岡チータ小学部の場合をお話しておきましょう。

私は不定期で開催する保護者向け説明会ではいつも同じことを言っております。

 

「得点が入って嬉しい時もあると思いますが、相手チームの選手がエラーしたり四球の場合は過度な声援は絶対にしないようにしてください。相手チームの選手も同じ小学生です。将来プロ野球選手になりたくて一生懸命に野球を楽しんでやっています。福岡チータはクリーンでありたい。クリーンなチームなんですよ。」

 

「自分の子供に対しても試合中に過度な注意やベンチに来て息子にアドバイスするのは禁止します」

 

「福岡チータは勝つ時も負ける時もクリーンでありたい」

 

「我々はスポーツマンです。勝つために手段は選ばない!みたいな戦い方は一切しない。そして相手チームの保護者様にも挨拶は絶対にしましょう。負ける時も綺麗に負けて帰りましょう。」

 

と保護者様に伝達しております。

実際、昨日、初戦で負けはしましたけど、福岡チータの保護者席は雰囲気が違う、応援が綺麗!

と関係者の方からお褒めのお言葉をいただきました。

試合で負けはしましたけど、私はそれが一番収穫でしたし嬉しかったです。

 

親がアホなら子供もアホになります。

親が変な思想を持っていると子供も変な思想になっていきます。

親が陰湿なら子供も陰湿。

親って大事なんですよ。

いつも福岡チータ小学部の選手たちには、対戦相手の親の応援が酷い時は

 

「お前らあんなバカな大人になったらつまらんぞ」

「お前らのスーパープレーであの馬鹿どもを黙らせてみろ!」

 

と話をしています。

実際、それで、キャプテンと4年のT君がスーパープレーをして相手チームの観客席をワンプレーで静かにさせたこともありました。

カッコ良かったですし、その2人をベンチで褒めてやりました。

闘志むき出しのスーパープレーをした2人は男だと思います。

 

40~50代のおっさんよりも11歳、10歳のチータの子供たちの方がスポーツマンとしても人としても上を行ってます。

「俺らはスポーツマンだから試合では綺麗に勝とう!負けた時も試合終了後は真っ先にグランド整備に行き、綺麗に負けて帰ろうぜ」

 

それが福岡チータの大人になるための教育であり、方針です。

合わないご家庭は退部されるかもわかりませんが、それはそれで良いと思ってこれまで運営してきております。

 

ある大会の試合で私がいなかったのですが、チータを退部した選手や親から相手チームにサインの伝達があったようで、エンドランやスクイズ、盗塁など、1試合で5回中、5回ウエストされたことがありました。

その情報を得て、そのまま自チームの選手にウエストを指示する監督ってどうなんですかね?

そんな監督の元で指導を受けても何もならないと思いますよ。

福岡チータに移籍した方が良いですよ(笑)

 

いつも書きますけど、少年野球って野球だけではなく、人としての教育の場でもあるでしょ?

下のYouTubeもご覧ください。

ちょっと状況は違いますけど、サイン伝達ってルールで禁止されています。

打者からベンチへのサイン伝達が見られ、球審が選手と大阪桐蔭ベンチに注意を行う。突然の出来事に場内一瞬静まり返る!

昨日の大会初戦は負けました。

何度も書きます(笑)

でも、試合終了後、挨拶を終えてベンチに戻って来た福岡チータ戦士たちは真っ先にグランド整備に行っておりました。

頼もしい選手たちです。

そこは素直に褒めてやりたいと思っています。

結果的に相手チームさんがそのまま練習をするということで、グランド整備を断られたのですが、負けた悔しさを出す前に真っ先にグランド整備に行った選手たちを褒めてやりたいです。

 

今日も大賀ミサイルを発射しましたけど、私のブログって高校野球の監督も中学硬式野球の関係者も審判の方も連盟の方も見ていらっしゃるようですので、何らかのアドバイスだったり、対策があると良いですね(笑)

野球という素晴らしいスポーツ、でも野球人口が減っているのも事実。

野球界における悪しき風習だったり、一部の品のない人に対しての対策は必要かもわかりませんね。

亜細亜大ベンチからの「ゴー!」の声に審判が注意。盛り上がりを見せていた場内が一瞬静まり返るが、注意された亜細亜大選手たちのハキハキした返事が気持ちいい!

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