戦う集団になった〜1年生左腕の力投と涙〜

先日はジャイアンツカップの初戦が佐賀県嬉野運動公園野球場でありました。

相手は強打を誇る古豪・宇美スターズさん。

監督とも仲良くさせていただき、いつも勉強させていただいております。

何よりも話が合う。。

 

今年、中学部を創部してこれまで何度か対戦させていただきまして全敗しておりました。

前回の練習試合では恥ずかしながら2-31くらいで負けており、試合前から親御様は多分、諦めムードだったと思います。

 

「宇美さんって強いところよね?」

 

保護者様のそんな声が試合前から聞こえてました。

いつも言い訳のように書きますが、うちは創部したばかりで3年生が2名【うち1名は女子選手】、投手陣は全て1年生。

相手は体格の良い3年生ばかり。

ただ、私は選手たちに言い聞かせてました。

 

「やることやったら絶対に勝てる 野球はこんなスポーツだ(中略)」

 

みたいなことを言い聞かせてました。

試合は1年生左腕のゆっきーな君が初回から力投。

相手強力打線を6回まで0で抑えてくれました。

完璧でしたよね。

彼がいれば来年や再来年はかなり良いところまで行くと確信しております。

 

また、守備がかなり良くなり、ノーエラー、ダイビングキャッチも複数ありました。

試合前ノックから少しバウンドが合わずポロポロしてた1年生1塁手、試合が始まりファーストファールフライを簡単に諦めたように見えました。

ベンチに帰ってきた彼に

 

「ユニフォーム汚して来い!だめだよ。。思い切ってやろうや!」

 

って喝を入れたんですよね。

その後の回、ピンチを迎えた場面でヒット性のあたりをダイビングキャッチしてくれました。

あれが抜けてたら流れが変わってたでしょう。

スーパープレイでした。

彼の気持ちの切り替えが素晴らしいと感じましたし、成長してくれました。

1年生ですからね。

本当にこれから楽しみでしかないです。

ありがとう、ずっきー。

 

なんか守備を見てても攻撃を見ててもみんな戦う集団になってましたよね。

あとベンチワークが素晴らしかった。

野球初心者も数名いますがみんなが声を出し、良いプレイや良い打撃をみんなで喜び、見てて、監督として本当に嬉しく思いました。

打線もよく繋がるようになり、1-0で終始、福岡チータのペースでした。

 

ただ、本当ならもっと点を取っておかないといけなかったです。

攻撃での走塁ミスや打撃の凡ミスが数回ありました。

(続く)

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