福岡チータ小学部には1年生の部員もいます。
まだ保育園や幼稚園を出て2ヶ月です。
カワイイですよね。
福岡チータは低学年選手も高学年と同じ練習メニューをさせます。
そしてレギュラーや補欠関係なく、同じように打たせて同じように走らせています。
毎年低学年選手が育ってくるのはそのあたりもあると思います。
普通、低学年ってグランドの端っこでお父さんたちと簡単な練習してますよね。
まず、そこが福岡チータの良き伝統です。
そして福岡チータは創部時から良い伝統がもう1つあります。
低学年選手の面倒を6年生に見させることです。
とは言っても付きっ切りで・・・とかはしません。
練習の時も「6年生、ちょっと教えてやれ」と言って低学年を指導させることもあります。
現キャプテンのK君も福岡チータのそんな環境で育ったから今があると思います。
高学年が低学年を教えたり付き添ったりしてくれます。
本当にこれは良い伝統だと思うんです。
先日の練習試合は上手い・下手関係なく、全員を試合に出しましたけど、ある1年生選手が守備の時にトイレを我慢しているのがベンチからわかりました。
私は思わず審判さんに
「申し訳ない!トイレのため選手交代(笑)!」
と言って相手チームにご迷惑をおかけしました!
そしてその選手がトイレの場所がわからないということでキャプテンのK君に
「おい、保育士、トイレ連れていってあげて(笑)」
と冗談で言ったらキャプテンのイケメン君がトイレまで連れて行ってくれました。
こういうのって本当に福岡チータの良いところだと思うんですよね。
これを高学年にさせることで高学年の子供も人として成長します。
低学年の子も「お兄ちゃんになったら僕もこうやって手伝ってあげよう」って思ってると思うんですよね。
大賀式子育て方針です(笑)
普通の少年野球チームなら「見守り当番」とかってあると思います。
あれはあれで良いと思いますが、私は創部時からそういう制度は作ってなく、どちらかと言うと「親離れ・子離れ」を推奨してきました。
いつも保護者様には
「子供同士のことだからグランド内でのことは一切口を出すな」
「それも含めてうちは親当番なしです」
「子供同士がケンカしたとか、仲間外れになったら別ですがそれ以外は親が口を出したらつまらん」
「まあ私が監督である限り、これまで喧嘩とか仲間外れは一切ないです そんなことした選手は私は許さんですから」
と伝えています。
今の時代、小学生で自立している子もいれば中学校や高校でも自立してない子も多くいます。
親が修学旅行にこっそりついて来た。という高校もあるようです。
なので私はこれからもこの福岡チータの良き伝統を守っていきたいと思います。
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