今日は福岡トヨタ杯初戦(1回戦は不戦勝のため2回戦)でした。
先発は5年生のR君に任せました。
ここ1ヶ月、私はずっとピッチャーを迷っていました。
〇〇君はコントロールは良いけどボールが遅いな~
〇〇君はボールは早いけどコントロール悪いな~
〇〇君はもうちょっと練習させないと無理だな~
〇〇君は安定感はあるけど打ちやすい速さだな~
私はいつもブログでも書いておりますが私の勝手な野球観ではありますが野球はピッチャーとキャッチャーが勝敗の8割を握っていると思っています。
ピッチャーが良ければリズムが良いので守備のエラーも少なくなりますし、攻撃へのリズムが出ます。
今日はR君に任せましたがはやり制球に苦しんでいましたね。
ここでは詳細な戦略にあたるため書きませんが試合前にはレギュラー選手を集めていろいろな話をしました。
特に初回の話、攻撃する時に重要なことなど話をしました。
お相手は強豪として知られる高取様でした。
2回の途中までは互角と言える戦いだったと思います。
野球っていつも子供たちにも言うのですが、エラーや四球から失点に繋がるんですよね。
2回は四球とエラー連発で3点を失ったというよりはプレゼントしてあげた!
という表現の方が正しいでしょう。
いつもの福岡チータの悪い癖が出てしまいました。
緊張からか外野手のバックアップもなく・・・内野手からの指示する声もなく・・・
悪循環です。
2回、3点を失った時点で私もそうですが、コーチが私に
「もう限界かもわからないですね」
ということでコーチの指示で5年生T君に肩を作らせてました。
問題は3回の福岡チータの攻撃です。
またもミラクル福岡チータ出るか!
というくらい、相手の四球などもあり1アウト満塁というところまで攻め込みました。
正直、流れから言って2~3点は取れそうでしたが、ここでもマズイ走塁、そして3番バッターの不発により1点止まり。。。
そして3回はピンチを迎えた場面で私はT君ではなく、思い切って3年生のH君をマウンドに送りました。
ピンチになったらH君!
というくらい私は彼に信頼を寄せています。
いつも練習ではユニフォームを真っ黒にして飛びついてボールを捕球してくれますし、そのがむしゃらな気持ちが素晴らしいと思うんです。
実は昨日、Twitterで急遽練習することを告知したらH君が1人で来てくれたんですよね。
まさか来るとは思わなかったのでびっくりしましたが、キャッチボールなど見ましたが久々にしては調子が非常に良かったんです。
そして、挨拶も大きな声でしてくれましたし指導したら「ありがとうございます」ってきちんと言える子供なんですよね。
ご両親様はいつも謙虚、子供も謙虚!
そういうところが素晴らしいと思いますし、そういうご両親様の姿勢が子供にも伝わるんですよね。
昨日はお母様が練習に連れて来られたのですが私はお母様に
「3年生だけどこの調子なら明日は(ピッチャー)ありますよ」
とお伝えしていました。
H君の最大の良いところは緊張しないところです。
1アウト満塁で投入しましたが安心感はかなりあります。
まだ3年生ですが高学年の距離(16M)からボンボン投げる姿は頼もしいという一言です。
福岡チータにとって、今度は逆の立場になりました。
1アウト満塁
1人目のバッタ―を3年生H君がピッチャーゴロでホームでアウトを取ってくれて2アウト満塁。
ここを抑えたら福岡チータにまた流れが来る!
そして打者を見事センターフライに打ち取った!
と思った瞬間、センターがいない。。。
守備位置というか、私がよく見ていなかったのが悪かったのですが、そんなまずいフォーメーションもあり、その他外野のまずい守備などなど、一気に4点をここも献上してしまいました。
保護者様の席からも「もったいない」「もったいない」というため息と声が聞こえました。
その後、流れで押せ押せムードを相手にあげてしまって打たれたりしましたが、野球ってミスをした方が負けるんですよね。
いつも福岡チータが負ける時って格上相手でも途中までは互角で戦っているんですよね。
エラーと四球を出したら負け!野球ってそういうスポーツなんですよね。
野球をしたことがある人なら私の言うことがわかると思います。
ちょっとしたカバーミス、ちょっとした悪送球や野手選などが命取りになってしまうんですよね。
気持ちを切り替えてまた3月からマクドナルド杯がありますのでピッチャーを中心にまた鍛えてまいります。
試合後、R君のお父様は反省しきりでした。
でもR君のせいではありません。
私がうまくピッチャーを育ててなかったというか、育てられてないのが問題なんですよね。
福岡チータには投手候補が複数います。
練習ではみんななかなか良いんです。
それは野手にも言えることです。
試合になると福岡チータの子供たちは一気に緊張してしまって半分以下のパフォーマンスしか出せてない現実があります。
実際、試合前の福岡チータの打撃練習を見た野球関係者の方数名が私に
「チータさんはよう打つね しっかりしたスイングをみんなしてる 高取さんと良い勝負になるんじゃない」
なんておっしゃっておりました。
おせいじだとは思いますが(笑)
野球はたくさん点を取ったチームが勝ちで点が少ないチームが負け。
当たり前です。
つまり1-8で負けたということは内容は別にして単純に弱いということ。
そしてその弱いチームを作った監督の責任が大きいということです。
選手である子供たち、そして保護者様に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
週末の練習からまた出直しです。
高取少年野球様、あまり相手にならないチームだったと思います。
申し訳ございませんでした。
また鍛えて出直しです。
そして、寒い中、低学年の親御様も多数お越しになり温かい声援を送ってくださいました。
結果を出すことができず大変申し訳ございませんでした。
次の大会では皆さまを笑顔にさせることができるよう監督も出直してまいります。
コメント