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「どこでも良いから試合に出たい!」4年生選手が監督へ直訴!闘争心むき出しの彼が大活躍!

小学生監督ブログ

今日は先日の大会での1コマを紹介しましょう。

高学年中心のフレンドシップ大会ですが、福岡チータは実力主義という観点から背番号2(H君)と背番号5(T君)を4年生選手に今回渡しました。

1試合目、背番号5のH君をフルで使いました。

以前は試合でエラーを繰り返していましたが、私は彼の野球に向き合う姿円陣を組んだ時の輝いた目を見て確信しましたので、これまでも使い続けました。

悔し涙を流して以降、背番号5の彼は強くなりました。

守備では大活躍してくれました。

ありがとう!背番号5!

さて、先日の大会、1試合目で勝利した後、私は2試合目に向けて1人で膝立ちしてクーラーボックスをテーブルにしてスターティングメンバーを書いておりました。

すごく悩んでいました。。。

 

すると後ろに人の気配を感じまして、ふと振り返ると背番号2の4年生選手(H君)がいました。

私とは一切目を合わさず他のところを見ていました。

(オーダー表を見てないふりをするH君の役者並みの演技!)

 

1番~5番まですらすらとメンバーを書いた後、6番以降スターティングメンバー、めちゃくちゃ迷っていました。

またクーラーボックスの上でスターティングメンバーを書いていたら、また後ろに人の気配を感じて振り返るとH君と今度はバッチリと目が合いました。

私はH君に

 

「どうしたん?試合に出たいん?」

 

と聞くと、いつも控えめなH君なので、「大丈夫です」と言って断るのかと思っていたら想定外に

 

「出たいです!(笑)」

 

といつものカワイイ声で言ってくれました。

 

「レフトとライト、センターはどこが良いの?」

 

と聞くとH君から

 

「どこでも良いから試合に出たいです!」

 

と直訴してくれました。

私は5秒、H君と目を合わせて何かを感じました。

普段はカワイイ4年生のH君ですが、なんか闘争心というか、戦う目をしていたんですよね。

何も考えてないバカ監督はそのままスタメンでライトで起用しました。

闘争心のある選手は好きですね!

野球選手である以上、いつも戦う眼をしていることが大事です。

打者としては粘って粘って相手投手に10球を投げさせました。

私は全体でも昨日、話をしたんですけど、ホームランバッターは必要ありません。

相手から見て嫌なバッターになってほしいんです。

 

H君、嫌なバッターになってくれました。

そして、途中からピッチャーをさせたんですが、6年生よりも良かったです。

彼の良いところは一切緊張しないところ。

私は本当に何も考えてないのですが、彼は良い意味で何も考えてない。

マウンドでも練習通り冷静沈着!

 

ピンチの時もマウンドから監督の方を見てサインを確認してセットに入る。。。

緊張してないんですよね。

素晴らしすぎます。

私はそんな彼の素晴らしいピッチングを見てベンチから

 

「おいおい、6年生お前ら大丈夫か!4年生が頑張っとるぞ!しっかりせえよ!」

 

と何度も声を出していました。

そんな素晴らしいH君、今日、たまたま選手のカルテを付けていて、カルテを見ると今日がたまたま誕生日ではないですか!

こういうのが縁というか、偶然というか神様の仕組んだストーリーなんですよね。

H君、お誕生日おめでとうございます。

今週末の試合でも大暴れしてください。

お父さんとお母さん、お姉ちゃん、そして新しいバットを大切にしてくださいね。

いつもありがとうございます。

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