最近、入部に関するお問合せが多いので、もう一度私の考え、少年野球に関する考えに関して書きますね。
以前も何度も書きましたが、福岡チータ小学部では目先の試合を勝つためだけの指導は一切しておりません。
これからもしません。
まだ小学生なので、長い野球人生を順風満帆に過ごせるような指導を心がけております。
そして中学校でも野球がしたい!プロ野球選手になりたい!って思えるような指導をしております。
福岡チータ小学部の目標は全国制覇です。
ただ、その前に子供たちにはスポーツマンであってほしい!正直であってほしい!と思っております。
なので、先日、ブログで少し書きましたが、明らかにアウトの判定を話し合いでセーフになったのは
「私と少し考え方が違うな」
「そこまでして勝ちたいのかな」
「そんなので勝って嬉しいのかな」
って疑問に思ったんですよ。
私とは考え方が違うんですよね。
先日、練習試合をしたんですけどね。。。
うちの投手が際どいボークをしたんですよね。
私はベンチから「ボークやん!」と審判に逆アピールして相手チームのランナーを進めました。
監督としては失格と言われるかもわかりません(笑)
高校野球や大学野球、社会人野球やプロ野球では自らボーク!なんて言わないと思いますが、あくまでも少年野球なんですよね。
ただ、私は試合中にストライクやボール、アウト・セーフに関しては一切言いませんよ。
だって、審判の威厳みたいなのがなくなってしまうとそれはそれで試合が楽しくないと思いますから。。。
先日の試合、私はいなかったのですが、その試合のプレーを後で聞いてブログに書いたのは両チームの監督、審判団で協議したにも関わらず、その不可解な判定が通ってしまったことが子供たちにとって、残念だ!
両チームの子供たちがおかしい・納得してないのに、協議の結果、謎にそうなってしまったことが残念だ!
ということが言いたかったわけです。
私、個人的な考えですが、少年野球とか高校野球もそうですが、子供たちに野球だけを指導する場ではないと思っています。
先日、ある中学生の試合を雁ノ巣で観ていたんですけどね。。。
勝つことだけに執着している指導者を見ました。
あまり詳しく書くとチームが特定されてはいけないので、書きませんけど、やっぱりそういうチームは弱いし、選手である中学生たちも目つきが悪いし、挨拶もしないアホばかりですよね。
子供たちが負けたら選手の責任
勝ったら監督の手柄
そういう監督が最近は多いような気がします。
私は監督の中では一番最下層な人です。
指導者としても大した指導は一切できてないと思います。
私が偉そうなことを言える立場ではありません。
ただですね・・・
普段から子供たちには
「監督は何もしてないからいいけどコーチは忙しいのに指導してくれとるから感謝せんといけんぞ」
「監督のところは来なくて良いからコーチに‘ありがとうございました’と伝えて来い」
「何かあったら監督が謝りに行くから・・・」
「バット買ってもらったんじゃろ?お父さんとお母さんに‘ありがとう’って言った?」
「お母さんが心配するから上手くいかなかった時も泣くな!失敗は誰でもする」
みたいなことを伝えているんですよね。
だから福岡チータ小学部の子供たちが上達が早いのかもわかりません。
ある試合では
「今日はサイン出さないからお前らで考えて好きにせえ」
ってやったこともあったんですよね。
子供たちには自主練を家ですることの重要性とか、考えて野球をさせることを常に伝えております。
先日、ブログで書いたと思いますが、低学年の子供たちが少し試合中に騒いでいたみたいで、試合をしていたチームや審判の方へ迷惑をかけましたので、責任者として謝罪してきました。
実はこれが監督の最大の仕事なんですよね。
会社でも責任を取るのは社長なんですよね。
先日、普段は偉そうなおっさん!大賀監督が深々と頭を下げて手土産を持って謝罪に行っているのを数名の選手(小学生)が影から観ていたらしいんですよね。
それを見て「監督、すみません」って1人の子供が後日言って来たんですよね。
そこでその子と少し話をしたんですよね。
私はとても嬉しかったし、成長を感じることができました。
その子、先週あたりから一気に伸びてきた気がしました。
技術も大事ですが、心が一番上達する上で大事なんですよね。
福岡チータ小学部も高校も大学も当たり前のことですが、アマチュア野球の選手です。
プロ野球選手のようにアウトになった!セーフになった!で給料が変わるわけではありません。
もっと言うならば野球をしてご飯を食べているわけではありません。
アウトになった、負けたからと言って北朝鮮のように〇刑になるわけではありません。
先日は少年野球チームを立ち上げて間もない監督と話をさせていただきましたが、私の考えとかを伝えさせていただきました。
「入部してもすぐに辞めてしまう」
「選手がぎりぎり」
「変な人しか入部して来ない」
っておっしゃっておりましたので、私からアドバイスになるかわかりませんが少しお話させていただきました。
私は自分のチームだけが勝てば良いとか、そういうのではなく、もっと大きなことを目標に面倒くさいですが、少年野球チームを立ち上げたんです。
あえて「めんどくさい」と書いておきます。
1から立ち上げてここまで持って来るのは相当な労力とお金を費やしました。
でも今、福岡チータという大きな飛行機は安定飛行を続けております。
今日はいろいろ書きましたが、体験に来られる前に全てを書いておこうと思って書かせていただきました。
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