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「だから言ったろ?あいつは将来良い選手になるって」福岡チータ監督の予言は当たる

小学部監督ブログ

まずは上の写真をご覧ください。

暑い中ですが福岡チータは中学生はもちろん、小学生でも容赦しません(笑)

 

「弱いから練習するしかない」

「退部する人は退部して良い」

 

いつもの監督の口癖。

昨日も1日練習をしました。

心・技・体を鍛えるため昨日もガンガン練習しました。

 

写真は野球チームに初めて入部するということで4月に入部してくれた小学4年生の子です。

もちろん最初は何もできませんでした。

試合に出してあげても緊張して練習したとおり上手くできない時もありましたし、指導内容を理解するまでに時間がかかることもありました。

ただ、悔しいという気持ちは強いみたいで、ある日の試合ではエラーをして泣きながらベンチに帰ってきていました。

また、別の日の試合では何度も見逃し三振をしてベンチで怒ったこともありました。

覇気がなく、声も出さなくて全体の前で彼を怒ったこともありました。

 

監督がいつも言う「男気」「男らしさ」「恩義」「覇気」など感じない子供でした。

そんな彼を私はある試合中に膝に乗せて

 

「エラーや失敗は全然して良いよ!でも何回も失敗したら単なる●●になってしまう」

「泣いたらつまらん」

「お前は良いものを持ってるからこれからしっかり練習したら1~2年後は福岡チータでエースになれるし全国制覇もできる」

「監督だって小学校の時はお前よりも全然下手だったからな(笑)」

「でも監督は負けたくなかったから一生懸命、家に帰って1人で自主練してたよ」

 

みたいな話をしました。

⇒いきいきした表情

 

昨日撮影した写真ですが、彼はユニフォームを泥だらけにして一度もダウンすることなく暑い中、ノックでは何度も飛込み、よく声を出して練習してくれました。

昼にランチの休憩しました。

ただ、小学生みんながご飯を食べる中、1人で自主練習をしていたんですよね。

 

「ご飯食べんとバテるぞ。食べて良いよ」(監督)

「大丈夫です。練習したいです」(小学生)

 

私はちょうど、コーチの昼ご飯を買いに車で出たんですけどね。。。

バックミラー越しにずっと彼を見ていました。

監督がいなくても練習ができる子でした。

それが本当に嬉しかった。。。

 

そして夕方、全体練習が終わったら、写真を見てわかるように重たいボールケースも1人で運んでいました。

 

「監督これはどこに置いたら良いですか?」

 

と聞いて道具の片付けやグランド整備も率先してやってくれていました。

これが大事なんですよね。

野球が上手い・下手だけで私は選手を判断することはありません。

彼はこの3ヶ月で非常に積極的になったというか「男」を感じますね。

 

写真を見てもわかるように疲れてはいますけど、目が輝いていますよね。

遠いところから通ってくれていて、最近はおばあちゃんの送迎でグランドに来る時もあります。

おばあちゃんも礼儀のきちんとされた方で

 

「いつもありがとうございます」

 

と私なんかにわざわざ頭を下げてくれます。

私は普段、保護者と話をしませんが昨日は思わず

 

「今日はお孫さん、昼ご飯も食べずによく頑張ってましたよ」

「将来はすごい選手になる」

 

という感じで感謝を伝えました。

 

最近は守備が少しずつ良くなり、投球練習では早いボールが投げれるようになりました。

以前、全体の前で指導した後、かなり良いボールを投げていたことがあって、彼に

 

「お前は将来ピッチャーをさせるから」

 

と伝えたことがありました。

ボールの離し方が良かったところ、そして話をする中で彼の性格が良かったところで早い段階で投手を指名しました。

 

1年後~2年後は彼は全国屈指の小学生選手になっていることでしょう!

もちろん・・・福岡チータ中学部にスカウトします!

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